フランス代表アンリ選手再試合を望む [news]
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2009.11.24 (火) フラット 「アンリ代表引退も考えた」
今朝のヤフーニュースで「アンリ代表引退も考えた」の文字が目に飛び込んできた。一昨日、彼の記事をこのブログが書いたばかりだったので、注目した。印象的だったのが、次の2点。
その1 ハンドが見逃された自分のパスから決勝点が生まれた際、アイルランド選手の前で喜びを表したことについて、「すべきではなかった。後悔している」
その2 試合後のフランスチームの控室には祝福ムードはなかった
また、別の記事で、フランスのリサーチ会社が1003人を対象に行った調査にも印象的なものがあった。
その3 81%が、現フランス代表チームは「W杯出場に値しない」と回答
その4 88%が、アンリのハンドについて「間違っている」と回答
モンキー的には、少し安心した。ハンドが見逃されて生まれた決勝点を喜んだことを当のアンリ本人が後悔していることと、フランス人の多くも喜んでいないことを。そうなってくると、「気の毒だが(再戦の)要望には応じられない」との姿勢を明確にしたサルコジ大統領の態度はどうなのかなということになってくる。80%以上のフランス国民は、フランスチームがW杯出場に値しないと思っているのだから、スポーツに政治が介入しちゃいけないという配慮がもしあるなら、せめて「個人的には再戦が一番良いのかなぁ…」などと言えたら、海外からの評価も得られるだろうに…。
※今回も、参考にした記事を‘続きを読む’以降に掲載しています。
「代表引退を自問」とアンリ=ゴール祝福には「後悔」-仏紙インタビュー
11月24日1時25分配信 時事通信
AFP通信によると、アンリは「(試合から2日後の)20日に、すべてが度を超した状態となり、いらいらした。孤独も感じた。その時に(代表引退を)自分に問いかけた」と言い、「だが母国をがっかりさせてはいけない」とプレーを続けることを決意したという。アンリは20日には「最も公正な解決策は再試合」と自ら声明も発表していた。
また、ハンドが見逃された自身のパスから「決勝点」が生まれた際、アイルランドの選手の前で喜びを表したことについて、「すべきではなかった。後悔している」と振り返り、試合後のフランスの控室には祝福ムードはなかったと付け加えている。
G・ネヴィルも渦中のアンリを擁護 「サッカーをしたことがある人なら…」
11月23日18時37分配信 ISM
アイルランドが再試合を要求し、当事者のアンリもハンドを認めて「フェアな解決策は再試合」と語るなど、何かと波紋が広がっているこの問題。G・ネヴィルはマルタ『サンデー・タイムズ』紙に連載中のコラムで、「アンリをインチキ呼ばわりするのは間違ってる」とコメント。「ボールが横に来たとき、無意識に手が出ることがある。そんなことはサッカーをしたことある人間なら誰だって知っているよ。僕らはみんなものの弾みで(ハンドを)した経験がある。あとで悔やむんだけどね。これは審判が見極める問題だ」と選手の目線からアンリを擁護した。
なお、フランスのリサーチ会社『Opinionway』が20日から21日にかけて1003人を対象に行なった調査では、今回の件とフランス代表について否定的な意見が多数を占めた。予選で低調なパフォーマンスを示し、最終的にプレーオフ経由でのチケット奪取となった現在のチームについて、なんと81%の人が「W杯出場に値しない」と回答。さらに、アンリのハンドについては、88%の人が「間違っている」と答えている。
18日の決戦から5日、フランスは「フェアプレーの精神」を巡る問いを続けている。
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