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嬉しい誤算~でもデンマーク戦の勝利は審判のお陰!? [news]

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産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/sports/soccer/100625/scr1006250444025-n1.htm

2010.6.25 (金) 早朝 日本デンマークに勝って決勝Tへ!

昨日の夜は、早めに寝て今朝の3時25分に目覚ましをセット!サーフィン以外のスポーツでモンキーが最も長く関わったのはサッカーだ。プレーヤーとして、監督として…。サッカーは、サーフィンの次に大好きだけど、普段TVで観たりすることはない。「野球は観るけど、サッカーはやるスポーツ」だと公言してきた[野球]

でも、WCは別物[サッカー]しかも、この一戦で決勝トーナメントへ行けるかどうかがかかっているから…眠い目をこすりながら、TVの前に座った。本田選手のフリーキックが相手ゴールに突き刺さった先制点の時には、眠気もあったのか「あ!」って感じで、嬉しんだけど不思議とそんなに感動はなかった。

でも、遠藤選手のフリーキックが相手ゴールの向かって右隅に吸い込まれた瞬間には「やった~[手(グー)]右手を握りしめて叫んだ。サッカーなど全く興味がなくて熟睡しているTACOちゃんを起こさない程度の声だったけど…[わーい(嬉しい顔)]

なんと、前半を2-0でリードして折り返すなんて…嬉しい誤算だった。でも、後半長谷部が相手にPKを与えた[ふらふら]判定は微妙だったが、明らかな誤審ではなかった。自分も主審として多くの試合の笛を吹いたけど、あのプレーでPKをとるかどうかは分からない。GK川島がよく反応してはじいたが、キッカーのトマソン選手の前にころがり、押し込まれた。

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岡崎の得点シーン

この1点でまた、スリリングになってきた。今思えば、この試合のハイライトは本田が岡崎にゴールをおぜん立てした3点目ではなく、キャプテン長谷部のペナルティエリア内でのハンドを審判が流してくれたことだった。あれは、スーパースローでみると100%ハンド!別の試合では、同じようなケースでPKと判断されていた。

実は、このハンドの判定はかなりあいまいだ。故意でハンドをしたと判断されると、その場でレッドカードもありうる。でも、故意でなければ、長谷部のケースのように流される時と、そうでないときがある。注意してみていると、ハンド以外の反則でも、それがペナルティエリアの内か外かで、笛がなるかどうかがずいぶん違うことにに気づくはずだ。

つまり、あの長谷部の右手にボールが当たったプレイでPKをとられ、得点されていると2-2!これで、全く試合の行方は分からなくなっていたはずだ。それは、長谷部本人が一番知っているはず。試合は生き物で、あのプレーでハンドの笛がならなかった瞬間に日本の勝利が決まったといっても過言ではないと思う。

でもね、モンキーが少年サッカーの監督だった頃、選手たちにいつも言い聞かせていたのは、例えばハンドにしても、実際にボールが手にあたったか、あたっていないかは関係ない。審判が「ハンド」と言ったらハンド!流したら、ハンドじゃない。それを受け入れられない者は、サッカーをやる資格はない!とね。

しかし、日本が自国開催ではない海外でのWCで決勝トーナメントへ進出するなんて、夢のようだな。モンキーがサッカーを現役でやっていた頃は、まだJリーグ以前。サッカーの人気もなくて、釜本がメキシコオリンピックで頑張って銅メダルとったのがピークで、世界で戦える力はなかった。

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ドーハの悲劇1993

1993年に発足したJリーグは、ブラジル帰りの三浦和義というヒーローを得て、その人気はプロ野球をもしのいだ。満員の国立の観客をみて、フリーキックの名手木村和司は目頭を押さえたという…。世界と戦えるようになった日本は、その年の10月に行われたWCアジア地区最終予選で、国民の誰もがこれでWCに出場できると信じていた試合のロスタイムに追いつかれて、得失点差で3位となりその夢を断たれた。いわゆるドーハの悲劇だ…あの時は、TVの前で号泣した。

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ジョホールバルの歓喜

そして、その4年後岡野のゴールでWC初出場を決めたジョホールバルの歓喜…そんな瞬間がまるで昨日のことにようによみがえる。でも、頭に浮かぶのは、結局WCに出場できなかった三浦和義やラモス、武田修宏、北澤豪たちのこと。そして、それが今回第2戦の後半出場し全く見せ場を作れなかった中村俊介と重なる。日本サッカーをけん引しながら、肝心なその時に自分の旬は過ぎていた…って何か、悲しいね。


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