泣くな駒野!皆スーパースターだ。胸張って帰って来い! [news]
【パラグアイ・日本】延長前半、パスを通す長谷部(左)=南アフリカ・プレトリアのロフタス・バースフェルド競技場で2010年6月29日、佐々木順一撮影
http://mainichi.jp/enta/sports/soccer/japan/news/20100630k0000e050024000c.html←毎日新聞
2010.6.30 (水) 日本PK戦で敗退 南アWC~夢の終着駅
☆彡試合を観終わった直後に、眠い目をこすりながら書いたメモがこれ
「日本、パラグアイに負けちゃったな。PK戦までいくとは夢にも思っていなくて…実は、0-2で負けてもよくやったって言いたいくらいだったのに、PK戦というのは、互角で戦った証だし、結果はもう運だから…。スポーツの勝ち負けなんて全て運だというのがモンキーの哲学だ。それでも、常勝チームというのはそれなりの努力をしていて、運までも味方にしてしまうのかもしれない。
野村克也元監督の、「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし」と言う言葉を思い出す。最後ははやり決定力のなさが出たね。PK戦で、圧倒的に不利な後攻めが決まった時点で駄目だなと思った。嫌な予感は当たる。
でもさ、WCの決勝トーナメントだよ。そこに出ている者たちは、世界で最もサッカーが上手で好きでタフでラッキーなお金持ちだろうね。そう、あそこに出ただけで、彼らの今後は劇的に変わっていくのだろうな。それを、ああだこうだというのは庶民のささやかな楽しみということか…。」
PK戦で失敗し、頭を抱える駒野友一=29日、南ア・プレトリアのロフタス・バースフェルド競技場(撮影・財満朝則)(写真:産経新聞)http://live.southafrica2010.yahoo.co.jp/news/ndetail/20100630-00000513-san-socc←ヤフースポーツニュース
実は、試合の前も始まってからも、デンマーク戦ほどの盛り上がりは自分の中にはなくて…そんなにTVを集中して観なかった。だから、駒野のPK外した時も、パラグアイの5人目のキッカーが冷静に決めた瞬間も、そんなに悔しくもなかった。すごく不思議な感覚だった。
でも、今日の夕方になって、ネットで日本VSパラグアイ戦の記事を読んでいると、PKをはずした駒野に、他の代表選手たち全員が声をかけたという記事や、ドイツWCで中田がピッチに倒れ込んだ時に、声をかけたのは宮本1人だったという記事を読んでいると、急にきた!涙がでた。ここでやっと感動した。日本のこのWCが終わったんだと!夢の終着駅は目的の場所とは違ったけど、決して悪い場所ではなかったと…。
昔、日本の女子バレーがまだ強かった頃、オリンピックで銅メダルを獲得しながら、金メダルじゃなかったと泣きじゃくる選手の姿に、強い違和感を覚えたのを突然思い出した。それだけレベルが高かったということかも知れないけど…。勝ち負けにあまりに執着すると、かえって醜い。
この大会で一躍ヒーローに躍り出た本田選手とは対照的だった、中村俊輔。君が日本のサッカーをどれだけけん引してきたかは誰もが知ってるさ。WCの選手に選ばれ、第2試合でたとえ26分間だけでも、プレーができたことはすごいことさ。皆、自分がスーパースターであることを自覚して、胸をはって日本に戻ってきてほしいな。
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