昨日までクローズなのに今日はぎりぎり乗れただけの大浜

A surfer riding good wave at Ohama in Nagato 17:30 taken by Monkey

2011.9.7 (水)　ずっとあり続けた波は今日で終了。最後は大浜
＜無風＞＜セット腰＞＜約６～７人＞＜6.1ft RL＞＜サーフパンツ&タッパ＞＜SexWax=赤＞＜リーシュ忘れ＞＜チューインガム忘れ＞

台風１２号の爪痕が、大浜にも残っていた。駐車場からいつもの階段をボードを抱えて降りていくと、白いビニールの紐で通行止めになってる。よく見ると、階段下の砂がごっそりと波でえぐりとられ、階段からはビーチへ降りられなくなっていた。クローズの間に、波がビーチの砂も、これまでほどよくできていたサンドバーもどこかへ持って行ってしまったようだ。

Tow surfers trying to catch wave at Ohama in Nagato 17:38 taken by Monkey

昨日まで、クローズだったので今日は無風の中さぞかしパーフェクトなコンディションだろうと期待して行った二位の浜。上から見たときに、すごくきれいなうねりもあり、波待ちのサーファーも６人程度見えたので、わくわくして降りていった。当たり前のように着替えて、ビーチでライディングの写真を撮ってから入ろうともした。

Surfers going in and coming out of the sea at Ohama 17:40 taken by MR FJTS

ところが、いくら待ってもライディング写真が撮れない。つまり、誰も乗れないのだ。大きなうねりがやってきてブレイクするが、インサイドのダンパー。これじゃだめだと、珍しくそこで二位の浜をあきらめて、大浜へ移動。入るつもりで着替えて、ビーチまで行った後に別のポイントへ移動したのはこれが初めてかもしれない。

Monkey going into the sea at Ohama 17:42 taken by MR FJTS

大浜には、すごくきれいなうねりが入っていて、移動は正解だったと思えたのだが…入ってみると様子がいつもと微妙に違う。このうねりの大きさならここでブレイクするだろうというポイントが明らかにずれている。加えて、今日の板も、モンキーが持っている中で最も浮力のないものだ。強引にパドリングで修正することもできず…なかなか波をつかめない。


Monkey paddling against white water at Ohama 17:43 taken by MR FJTS

駐車場にいた知り合いに、彼が入るまでの間だけでいいからと写真撮影を頼んだが、その間にモンキーは波をつかめず。最終的には５本くらい立てたけど…意外な結果だった。二位の浜にしても大浜にしても、すごく良い形のうねりは入るのに、地形のせいでブレイクしずらくなっている。これまでず～っと続いていた波乗り可能な状況も、今日でお終いだ。そんなことを、写真を撮ってくれた知り合いと、波待ちしながら話した。

 

Some surfers waiting for waves breaking at Niinohama 17:03 taken by Monkey

台風などの大波で地形が変わると、全く別のポイントのようになってしまう。それがビーチブレイクのポイントの弱点でもある。台風以前の大浜の地形が比較的良かっただけに…台風一過で、極上の波を期待して行ったサーファーたちの多くは、がっかりしたに違いない。これがまた、浮力のある板だと違ったかもしれないけど。

Good swells but no surfers could catch at Niinohama 17:17 taken by Monkey

波待ちしていると、「おじゃましています」と浮力のありそうなフィッシュボードに乗るサーファーが近づいて来た。モンキーは、先日このブログに載せた競輪選手と勘違いしていたが、上がって駐車場の車をみると仙台ナンバーだった。ということは、この山口に3.11の震災で引っ越してきたのかなと思った。

6.1ft RL Hawaiian board used today at Ohama 18:42 taken by Monkey

最後に、やっと良いポジションで波をつかむことができ、板も動かせたので、それで上がることにした。再び沖にパドルアウトするか、上がって撤収するか少し迷ったけど、今日までず～っと毎日乗れたし、十分満足だと筋肉疲労のたまる体も言っている気がしたので…まだやれる、まだ乗りたいという気持ちを残して上がる。

River surf-shop at Ohama parking in the sunset 18:43 taken by Monkey

二位の浜で入ろうとしたときに、リーシュコードがないことに気づいた。それで、大浜に移動したらリバーサーフショップで買うつもりでいた。残念ながら、ショップは定休日。仕方なく、ノーリーシュで入る。波に乗った後で、リーシュがある感覚でボードから降りてしまい、波に板を持って行かれ、慌てて泳いで取りに行く。今日は、いつも波乗りしながらかんでいるチューインガムを口に入れるのも忘れた。途中、口の中がえらく辛いので気づいた。

The leash cord Mokey forgot at N-beach yesterday 20:20 taken by Monkey

家に帰ってリーシュコードを探すが、どこにもない。その時点でやっと、昨日Ｎの浜で乗った後の撤収中に、コードをぽんと工事のバーにかけたことを思い出す。すぐに、車でＮの浜へ。幸い今日はＮの浜に波はなく、コードは昨日モンキーがかけたままの状態でそこにあった。現在、黄色いＧショックも行方不明中。そのうち、自分が物忘れをすること自体に気づかなくなれば、楽になるかもしれない。ただし、他の人から見ると、モンキーさんは別の世界に行っちゃったということになるかもしれないけど…。

タグ：G-SHOCK 日誌 波乗り サーフィン 日本海 台風12号 山口 大浜