波のないフラットな日本海にピンクの赤潮が… [日記]
Red tide at Tadanohama beach 14:37 taken by Monkey
2011.4.1 (金) 波のない海に不気味な赤潮
3月29日の夕方、海沿いを走っていてふと気がついた赤潮。かなり前に木与の赤潮の中で波乗りをしたことがあるが…最近では珍しい。赤潮というが、その色はピンクだ。青い海にピンクの赤潮…気持ちが良いものではない。
Red tide March 29 http://www.youtube.com/watch?v=Q85oqRjcUQA←動画はここをクリック
調べてみると、赤潮の起こる原因としてはやはり、地球温暖化と水質汚染。綺麗な海に赤潮は発生しないということか…。だから、昔はなかったのだろうし…その不気味な色からして、自然が悲鳴をあげているように思えてならない。
Red tide today 14:32 at Kiwado straight in Nagato city taken by Monkey
上空から見たらおそらく、広範囲に赤潮が発生しているのではないだろうか。最初に気づいたのは、３月２９日の夕方。そして、今日４月１日には、そこからかなり離れた所で見えたので、思わず通勤途中に車を止めて撮影した。
Red tide to be seen in the morning on my way to work 8:23 taken by Monkey
以下に、赤潮についての記事を掲載しておくので、興味がある方はどうぞ。
【参考にした記事】ぼくらの地球 地球温暖化教室
http://www.gwarming.com/link/link2/akashio.html
赤潮が発生する仕組み
赤潮が発生しやすいのは、植物の栄養となる窒素やリンが、大量に溶け込んでいる海水に多いようです。季節的には、春～夏の時期に、海水中にいる植物プランクトンの数が増殖していきます。そして、海水の色が赤色に変わっていくことによって、プランクトンが大量に増殖し、「赤潮」が発生していくのです。
赤潮が発生することにより、その海水に生息していた生物がいなくなるのは、その海水の中の酸素が減少するためによるもので、漁業などにも多大な影響があるのです。赤潮の発生する原因とはどんなものなのでしょうか？
赤潮が発生する原因
赤潮の原因としては窒素、りんの増加に伴う水域の富栄養化、 陸水や降雨による塩分低下等の物理的刺激などの説があります。 富栄養化とは、海の水に、栄養となる物質が多くなりすぎてしまうことです。その物質は、チッ素やリンなどで、これらは、家庭から出る生活排水や農地で使われる化学肥料などにふくまれているものです。赤潮は、陸地にすむ私たち人間の活動が、海の環境を悪くしているのです。
赤潮が起きると環境が急変するため、その水域の生物に被害を与えることがあります。特に養殖を行っている瀬戸内海などでは大きな被害をもたらします。簡単に述べると、赤潮の最大の原因は、私たちが出す、生活廃水なのです。 赤潮が発生すると、水中の酸素が少なくなったり、魚のえらにプランクトンがはりついたり、毒のあるプランクトンを魚が食べたりして、多くの魚が死んでしまうことがあり、漁業に大きな害をあたえます。そういったことから、環境問題のひとつとして対策が考えられています。
地球温暖化の影響
赤潮は、地球温暖化の影響で起こっているとも言われています。実際、地上の温度が上昇すると海水の温度も上昇します。赤潮は、 生活廃水や工業廃水により、窒素やリンが増加し、さらに水温が一定温度に達することにより大量に発生します。地球温暖化で水温が上昇し、赤潮が発生しやすい状態になっているとも考えられます。
地球温暖化と赤潮は、密接に関係していることから、相互に発生しやすい条件が整っている可能性もありますよね。赤潮の発生を防ぐには、まず、地球温暖化防止対策をしなければならないということ。さらに、地球温暖化にする原因のひとつに、海洋汚染や水質汚染といったものがあります。こういった環境問題を解決しなければ、被害は増加するばかりです。私たち 1 人の力では、どうにもならないことかもしれない。でも、何もしなければ、悪化していくばかりです。そのような状態を作らないためにも、しっかりと環境問題と向き合って、自分自身も一緒に取り組んでいくことが大事です。
コメント 0